・みんなで共有し、誰しもに開かれた空間を目指して
Årcの基盤となっているフィロソフィーは「コモンズ(共有の資産)」。特定の誰かのものではなく、関わる者皆で所有・管理をしながら誰でも利用できる開かれた場所だと捉えています。
本施設は単なる宿泊施設ではなく、東京などの都市に住む人々が共同出資し、Co-Ownerとして経営や場づくりにも参画しながら、自らももうひとつの通い住まいとして利用します。
様々な形で関わりながら、時間をかけて創り上げていくことを目指して設立に至りました。誰もが「自分の場所」と感じられるような場所を育てていきたいと思っています。
・屋久島での1.5拠点生活
もう一つの願いとして、「都市に生きる人々が、何にも囚われずに自然体である」ということを構想しています。
無意識の中で、何かの役割を背負っていたり、自分を大きく見せたり、小さく見せたり。屋久島に来て、都市での生活の中でいつの間にか積み重なっていた荷物を下ろして、自然と調和し、自然体の自分を感じる。そしてその自然体の自分をまた都市に持ち帰り、周囲の人にも影響を与える。そんな循環を巡らせていきたいと考えています。
いつでも帰ってこられるような場所として、1.5拠点生活を営んでいきたいと考えています。
・自然体の表現者として生きる
Årcのコンセプトワードは、「自ら然(ら)しく、表現する」です。囚われのないありのままの自分で表現したいものを表現すれば、それはアートである。そんな考えを前提に持っています。ですが、表現したいことと経済合理性は関係がなく、お金が生きる拠り所となりがちな都市環境において、アーティストとして生きることは困難です。
そのため、Årcではアーティスト・イン・レジデンスを提供し、屋久島でリサーチや創作活動を行うアーティストの支援をします。