わたし自身にとって、今回が人生初のおてつたび。
到着するまでは楽しみな気持ちの中に不安と緊張がありましたが、あたたかく迎えてくださった皆さまや、豊島に流れる穏やかで包み込まれるような空気感に〈あぁ、ここならきっと大丈夫だ〜◎〉と、初日に確信したのを覚えています。
わたしは期間中ずっとレストランで勤務をさせていただきました。
スタッフの皆さまは、明るく気さくに声を掛けて下さったり、困った時はすぐにフォローに入って下さったり、いつも分かりやすく的確な指示をして下さっていたおかげで、慣れない中でもとても動きやすい環境でした。
特に心に残っているのは、スタッフの皆さまが常にお互いに感謝の気持ちを持たれていて、些細なことでも常に〈ありがとう〉の言葉が飛び交っていたことです。ありがとう、という言葉は、自分が言うのも、言われるのも、他の誰かが言われているのを聞くだけでも、うれしくなる魔法の言葉だなぁと改めて感じました。
どんなに忙しい時でも、たくさんの仕込みや準備などがある中で、いつもわたしたちの為においしいまかないを作って下さっていたキッチンスタッフの方にも感謝です。
敷地内には色んな野菜やハーブ、果樹が植えられていて、担当の方によって日々綺麗にお手入れされていました。そんな自然豊かな環境にも、心癒されていました。
寮での生活も、ありがたい事にとても心地よく過ごさせていただきました。
のんびり過ごすのがすきなわたしは、リビングで本を読んだり、音楽を聴きながら外の景色をぼんやり眺めたり、友達に手紙を書いたり。
夕方、近くの浜に夕焼けを見に行ってのんびりする時間もすごくすきで、気付けば毎日の日課になっていました。
瀬戸内の穏やかな海は、眺めているだけで心が穏やかになりますねぇ。
今回おてつたび先を決めた大きなポイントでもあった、だいすきな豊島美術館には、時間が許す限り何度も訪れました。
そのおかげで晴れの日、曇りの日、雨の日。また、色んな時間帯の豊島美術館を体験することが出来て。
こんなに身近に、そして気軽に行ける距離に豊島美術館があるという暮らしは、わたしにとってとても贅沢な日々でした。
イルグラーノの皆さま、そして豊島に暮らす皆さま、島の豊かな恵みに、感謝の気持ちを込めて。本当にありがとうございました!