湯宿 元河原湯 レビュー
旅館業の仕事は覚えることが沢山あり、複数のことを複数の人と同時並行で進めていくことが不得手な方は鍛えられると思います。また、運動不足の方は想像以上に体力を消耗すること間違い無しです。
宿泊業での人手不足は深刻と耳にしていましたが、仕事の一端を経験してその理由を実感しました。始業時間が早く終業が遅くて拘束時間が長い、食事や休憩時間がゆっくり取れない、常に時間に追われて作業するなど、大変なお仕事です。従業員さんたちは限界ぎりぎりのところで毎日戦っているように見えました。心身の余裕の無さもあって、おてつびとへの接し方は最初から散々でした。
「おてつたび」という楽しげな響きに誘われて初めて参加し、普通の観光とは異なる地域の魅力に触れることができるのではと期待していました。しかし私にとって、旅館を通しては仕事=「おてつ」オンリーでした。「お給料をもらう仕事ですから」と、女将さんからも初日に釘を刺されました。参加される方は心して望んで下さい。
今回最も印象に残ったのは、ギスギスした職場の雰囲気にもめげず、責任感と向上心を持って一生懸命仕事に取り組む若いおてつびとさんたち、そして障害を持った従業員さんの姿でした。
私自身は仕事の能力が低く、お役に立てないことばかりでした。苦手なことも経験してみると、後で役に立つことが沢山あります。ご迷惑をおかけしましたが、経験する機会を頂きありがとうございました。また、美味しいまかない料理もご馳走様でした。

<肘折温泉郷の歴史と文化>開湯千二百年の歴史ある温泉場です。信仰の山、出羽三山の主峰・月山の麓、銅山川沿いに風情あるたたずまいの旅館が軒を連ねる静かな温泉郷。開湯の歴史は807年にまで遡り、2007年には開湯1200年を迎えました。「肘折」という名の由来には、肘を折った老僧がこの地のお湯に浸かると傷が癒えた説をはじめ、諸説が縁起として語り継がれています。 湯量豊富にして霊験あらたか、さらに風光明媚、昔ながらの湯治場として、観光客を癒す温泉郷として広く人々に愛され続けております。

<名物:朝市>肘折温泉では4月下旬~11月下旬の毎朝名物の朝市が温泉街の路上で開かれます。春はあけびの芽から始まり、5月ともなれば一気に早出の山の幸が出揃い、地元の新鮮な朝採り野菜やきのこ、また薬草、草もち、漬物等など・・奥山ならではの品揃えに驚かれると思います。 名物おばちゃんとのかけあいも楽しい活気溢れる光景。4月~9月 5:30~7:00/10月~12月 6:00~7:30https://ohkura-kanko.com/archives/kanko-spot/asaichi

<パワースポット・地蔵倉> 地蔵倉は奇岩が連なる肘折温泉開湯伝説の地。岩肌の小さな穴にこよりを通すことが出来れば願い事が叶う◎とされており、縁結び、商売繁盛の神様として多くの人が訪れています。温泉街から徒歩20分。