湯宿 元河原湯 レビュー
【得られた体験・発見】
▶︎肘折温泉郷は源泉の種類が豊富なので、お仕事先の他に共同浴場や温泉街の日帰り入浴を堪能できました。中でも入浴しながらヒラヒラ金魚の琉金を眺めていると、不思議な感覚になりました。心がお疲れの方にお勧めです。
▶︎早起きできる日は(仕事時間は2026年5月おてつびと様のレビューが参考になります)寮から数分の朝市(5時30分〜)に行って、生産者のおばちゃんから山菜の調理などを聞けました。
朝冷えの日は、山から靄が降りてきます。4階大浴場からの眺めは日本画の様でした。
【地域や現場の人との関わりで心に残ったこと】
▶︎買い物や食事ついでにパワースポット【地蔵倉】の話題を店主にすると、雨降りの後は山道が滑りやすいと教えてくださいました。温泉街の方々は気軽に会話を楽しめる雰囲気があって、様々な情報を得たり長期滞在の息抜きになりました。
▶︎朝市では、幼少期に肘折地域が住まいだった方が懐かしく思い、定期的に訪れている話を聞きました。お湯が良いのはもちろんの事、そこで生活している人の豊かさを肌で感じました。
【実際のお手伝い内容】
▶︎募集の記載どおり、お仕事が10時間を超える日が有ります。仕事の流れが掴みきれずにいる始めの数日間は、ベテラン仲居さんほかスタッフの疲労が増す様子に、声をかけずらくなる時が有りました。指示を仰ぐにしても報告をするにしても、声がけのタイミングを早い時期に掴めるとコミュニケーションが楽になります。
【次の参加者へのアドバイス】
▶︎ 賄いは3食いただけますが、休館日(主に水曜日)の昼と夜は厨房を閉める都合上、自分で手当します。外食のほか、私は朝市で舞茸ご飯を買ったり(食べきれない時は冷凍)旬のアスパラガスを寮の電子レンジでボイル(アイラップが便利)しました。酒屋では果物や乳製品、パンが買えます。
【おてつたび先の方への感謝メッセージ】
▶︎初日、女将からのお話しは「"おてつたび”のご縁で元河原湯に来て仕事を終えた時、お互いに良かったと感じられる様努力しましょう」でした。私は15日間のスタート時から、コミュニケーションで噛み合わないケースが生じてしまい、行動や発言に工夫が必須でした。
女将からの助言や激励のお陰で、最終日は笑ってお別れ出来たこと。この数日間がこれからの人生、生活する上でのターニングポイントになり得ました。
▶︎女将の賄い料理は、お心遣いを直接感じる時間でした。鶏の唐揚げ、春巻き、麻婆豆腐などなど、確り食べて働く基本を知りました。ご馳走様でした。

<肘折温泉郷の歴史と文化>開湯千二百年の歴史ある温泉場です。信仰の山、出羽三山の主峰・月山の麓、銅山川沿いに風情あるたたずまいの旅館が軒を連ねる静かな温泉郷。開湯の歴史は807年にまで遡り、2007年には開湯1200年を迎えました。「肘折」という名の由来には、肘を折った老僧がこの地のお湯に浸かると傷が癒えた説をはじめ、諸説が縁起として語り継がれています。 湯量豊富にして霊験あらたか、さらに風光明媚、昔ながらの湯治場として、観光客を癒す温泉郷として広く人々に愛され続けております。

<名物:朝市>肘折温泉では4月下旬~11月下旬の毎朝名物の朝市が温泉街の路上で開かれます。春はあけびの芽から始まり、5月ともなれば一気に早出の山の幸が出揃い、地元の新鮮な朝採り野菜やきのこ、また薬草、草もち、漬物等など・・奥山ならではの品揃えに驚かれると思います。 名物おばちゃんとのかけあいも楽しい活気溢れる光景。4月~9月 5:30~7:00/10月~12月 6:00~7:30https://ohkura-kanko.com/archives/kanko-spot/asaichi

<パワースポット・地蔵倉> 地蔵倉は奇岩が連なる肘折温泉開湯伝説の地。岩肌の小さな穴にこよりを通すことが出来れば願い事が叶う◎とされており、縁結び、商売繁盛の神様として多くの人が訪れています。温泉街から徒歩20分。