碧き島の宿 熊野別邸 中の島 レビュー
おてつたび2件目。目的は海鮮と温泉さらにはレビューで絶賛の社員食堂の賄いにも魅力を感じて中の島さんにバッシング業務で約一か月半お世話になりました。
まず到着時のフロントでのウェルカム感に驚かされた。しかし館内の雰囲気はフロント以外では一変。確かに挨拶ができない従業員が多い。フロントやダイニングは派遣やおてつたびなどのスタッフが多くそれなりに活気があるが、社員や直雇用のパートさんからは将来に夢や希望を抱いているとか、新しいチャレンジや現状を改善しようという空気感は感じられなかった。折角のロケーションと施設、高品質な料理や接遇などのポテンシャルとは不釣り合いな、組織としては残念というか、先行きが心配に思えたことは否めない。
仕事は、下膳されるトレーから残飯やゴミを捨ててロボットが洗い場に運ぶボックスに食器類を入れるだけの、やり甲斐や楽しみを見出すのは困難な単純作業。忙しい時はダイニングスタッフも助けて下さったりするが基本的に一人配置。今後この職に就く方の中には孤独感や疎外感を感じる人も少なくないだろうと感じた。
とにかく宿泊先の移動が多かった。到着初日から5日連続で島外と中の島を行き来するなど、宿泊先移動は14回を数えた。後半には隣駅への宿泊もあり、その際「出勤と勤務後の時間帯は電車もバスもない」と明言された。自前で何とかしろということだった。
中の島には21泊。全て同じ「添乗員部屋」と呼ばれるうす暗い部屋での宿泊だった。暗さと共に困ったのは電波状態の悪さ。日によってはWiFiも入らず勤怠登録が出来ずに室外に出ることもあった。
コーヒーやお茶は毎回補充されるが電気ポットやケトルの類はない、でも必ず電源コードだけは置いてあった。要望した訳ではないが最後の宿泊の際には大きな白い電気ポットが置いてあり、本体とフタそれぞれに黒マジックの手書きで部屋番号が書かれていたのがとても印象的だった。電源コードには書いても見えないから部屋に置きっぱなしなのだろう。
良かった点として、賄いは期待以上で大満足。量も質も申し分なく毎日温かい家庭料理を満喫した。食堂だけなら間違いなく評価は満点!
かつて競技スポーツで全日本チャンピオンも経験した者として、根性と体力だけが取り柄と思っていたが終盤に体調を崩し職場の皆さんにご迷惑をお掛けしたことが何より申し訳なく心残りだ。

那智の滝は、落差133mの日本一の直瀑です。太古の昔から自然信仰の対象として崇められ、熊野那智大社の別宮「飛瀧神社」のご神体として祀られています。原生林が繁茂する山中から流れ落ちるその姿は神々しく、滝つぼ付近に行くと、轟音とともにまるで天から降り注いでいるかのような圧巻の迫力を体感できます。

那智山の麓から熊野那智大社・青岸渡寺へと続く「大門坂」。苔むした石畳と杉木立が約650m続くこの幻想的な参詣道は、往時の面影を色濃く残し、熊野古道の中でも特に美しいとされています。

勝浦漁港は「生マグロ」の水揚げ高が日本一で、「紀州勝浦産生まぐろ」としてブランド化されています。「冷凍マグロ」ではなく「生マグロ」です。「生マグロ」は、漁獲したマグロを一本一本丁寧に活け締め処理し、船内において冷水保存(氷温)を行って市場に出します。遠洋ではなく、近海漁だからできる業ですね。生ならではの新鮮な味わいと「もっちり」とした食感は、冷凍マグロでは味わえません。