創業1300年 粟津温泉 法師旅館 レビュー
【得られた体験・発見】
【得られた体験・発見】
古い歴史を誇るお宿は、その存在自体が崇高でした。国重要文化財の指定を受けている玄関棟、加賀百万石藩主前田氏を迎えたときにつかわれたと伝わる陶器を始め、九谷焼の名品を集めたロビーの展示、江戸時代に造られたといわれる美しき中庭など、お宿そのものが博物館のようで、そこで時を過ごすだけで、歴史の中に身を任せている気分になりました。
【地域や現場の人との関わりで心に残ったこと】
【地域や現場の人との関わりで心に残ったこと】
スタッフの皆さんが、とても和気あいあいとしていて、仕事をしていてとても気持ちよかったです。ミャンマー人、ネパール人など、外国人も多く働いていますが、皆さん、日本語をとてもよく勉強していて、コミュニケーションしながら仕事をするのがとても楽しかったです。
古湯のお宿だけあって、料理やおもてなしには日本文化が色濃く反映しているため、彼女たちが戸惑っている様子も見られました。自分が、例えば料理の名前や出し方やを伝えるなどしながら仕事をすることがあり、彼女たちから感謝されることもありました。彼女たちの、知識を吸収しようとする意欲は素晴らしいと思いました。
【実際のお手伝い内容】
【実際のお手伝い内容】
わたしの仕事は、会席料理の準備、提供、おもてなしだけでした。仕事は、完全分業制になっていて、客室担当は客室清掃、準備のみ、フロントはフロント業務のみと、はっきり分かれているようです。
料理は、使われる器が多く、また、手の込んだ料理も多いため、準備片付けにはけっこう時間がかかりましたし、料理を提供する際の説明もそこそこ長くお話しする必要がありました。日本料理に関する予備知識があったり、加賀の地の物や旅館にずっと伝わるものを大事に伝えようという意識を持っていたりすると、よりよく仕事ができると思いました。
お客様が多くなると、物理的に仕事量が増え、勤務時間も長くなります。自分が働いた年末年始は、めちゃ込みだったので、超過勤務がたくさんありました。その点は、覚悟が必要かもしれません。
【次の参加者へのアドバイス】
【次の参加者へのアドバイス】
大浴場は、本当に広くてとても気持ちよく、そこに毎日つかれるのがとてもうれしかったです。
おてつたびは短期間のためか、寮ではなく、客室(おそらく添乗員さんなどが利用される部屋?)での滞在でした。仕事場にも浴場にも行きやすいのはありがたかったですが、部屋には冷蔵庫しかないため、食事には苦労しました。ご飯だけは提供いただけましたが、まかないはまったくないため、おかずの準備に少し困りました。
自分は、アウトドア用コンロやカップ等を持っていたので、レトルト食品やコーヒーなど、自前で湯を温めてつくっていました。ミニフライパンなどがあれば、焼き物も作れるのでよいかも。野菜をどのくらいとれるかも大事です。
洗濯物を干すためのハンガーも、持っていたので便利でした。
お宿内は、雪駄(女性は草履)で歩くので、サンダルやスリッパは不要です。履物や服装は、全てお宿で用意してもらえます。
【おてつたび先の方への感謝メッセージ】
【おてつたび先の方への感謝メッセージ】
子供の頃から名前をよく聞いていた老舗旅館で働くことができたのは、とても良い経験でした。お宿を支えるためにがんばっている皆さんの姿を見たことは、今後のわたしの人生の励みになると思います。
女将さんにも声をかけていただき、感謝しています。少しでもお役に立てることがあったなら、幸いに思います。本当にありがとうございました。