glaminka SAYO レビュー
【得られた体験・発見】
車がないと簡単に買い物が行けないような電波の入らない場所で、静かな自然に囲まれ心が安らいだ。私は公共交通機関で現地まで向かったが生活での不便は感じることなく、むしろ田舎暮らしを堪能できた。休みの日には徒歩で1〜2時間かけて町まで向かったり、電車に乗って町を観光した。
初めての雪かき・スノーシュー(貸してもらえる)も体験し、ワクワクと同時に積雪が多い暮らしはこんなに大変なのか!と驚いた。
【地域や現場の人との関わりで心に残ったこと】
シェアハウスでは人それぞれの暮らしを楽しむ工夫を感じた。私がいた頃は20歳代後半の人が多く、事前に写真で見ていたイメージよりも落ち着いた雰囲気でホッとした。お互いの暮らしに干渉しすぎず、気が向いたら共有スペースに集うというゆるい雰囲気が心地よかった。仕事とのオンオフがつける環境だった。
スタッフさんやおてつびとさんたちは経歴も性格もさまざまで「そんな生き方もあるんだ!」と知った。今まで農業バイトをメインでやってきた自分にとって今回は初めて会うタイプの方が多く、どの人生も面白かった。真似したいこと、影響を受けることが多々あった。
お客様情報を共有する申し送りの際は、スタッフさんたちの言葉から「お客さまに良い時間を過ごしてもらおう」という心配りを感じた。
【実際のお手伝い内容】
10:00〜
・センターにて申し送り、担当棟の確認
・食材(当日夕食・翌日朝食)の準備
10:30〜
・自分の担当棟にて清掃
(私はキッチン担当として入り、囲炉裏・薪ストーブ・焚き火の用意をすることが多かった)
・リネン室にて洗濯
12:30〜
・佐用家にて昼休憩
13:30〜
・午前に続き担当棟にて清掃
・リネン室にて翌日のリネン準備
・センターにて片付け・翌日の準備
・時間に余裕がある日は炭割り・薪集め
18:00頃〜
・退勤
・振り返りシートに当日した作業のチェックを入れる
…毎日、全部で4棟あるうちのいずれかにペアで入る。分からなければペアに尋ねたり、スタッフさんにトランシーバーで尋ねることができるので心強かった。
【次の参加者へのアドバイス】
【あるとよいもの】
・防寒衣類…私は厚手フリース、メリノウールの上下インナー・靴下、腹巻き、アーム・レッグウォーマー持参 。2月中旬は気温一桁の日が多い。
・首から下げるタイプの小さなライト…清掃中に使用。宿泊棟は暖色系間接照明のため、手元が少し見づらい。ライトがあると汚れや埃の有無を確認する際に両手も使えて重宝した。
・ハンドクリーム、ゴム手袋(破れやすいので複数)…キッチン清掃は使い捨て手袋(備品)を使っても手が荒れやすい。
・散歩用スニーカー…勤務靴とは別の、長時間歩く用があれば休日の散歩がもっと楽しめたと思う。
・調味料…自分で食材を持ち込む場合は調味料があるとよい。佐用家の調味料は有料のものが多い。
・趣味道具…毎日、勤務前後に自由時間がたっぷりある。コーヒー・読書・パソコン・カメラ等ひとりでできる趣味があると豊かな時間が過ごせる。
・自分の出身地ネタ…全国・海外から集うメンバーと出会う。お互いに地域のことを教え合い、頭の中で旅をした気分になれる。
【衣類の枚数】
・移動日の着用分+2日分…荷物を極力抑えるため、移動日も勤務用の服を着用した。洗濯乾燥機があるので困らなかった。
【おてつたび先の方への感謝メッセージ】
個性豊かなみなさんと過ごす時間は応募時の想像以上に楽しい思い出となりました。他の職場環境では「生きづらい」と感じている人も、きっとここでは自分の居場所を見つけられるんじゃないかと思います。お互いの個性を尊重する雰囲気を感じました。
私は宿泊業が未経験だったので不安が大きかったのですが、ご指導・サポートのおかげで毎日少しずつ「できる」が増えていき、充実感・達成感を得られました。歳を重ねていくと慣れた環境ばかり選びがちだけど、たまにはこうして違う世界に飛び込んでみることで新しい自分が生まれるんだなと気付きました。
常勤スタッフさんやおてつびと以外にも短期バイトとして新しいメンバーがやってきて、横のつながりがどんどんできる環境は楽しいですね。
アウトドアが趣味な私は薪ストーブ・焚き火の準備業務、佐用家でのBBQ・焚き火の時間も学びになり、ワクワクしていました。
あたたかく迎え入れてくださり、ありがとうございます。またいつかあの場所に戻り、みなさんとお会いできることを楽しみにしています。

西はりま天文台

平福