奥鬼怒温泉郷 八丁の湯
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【得られた体験・発見】
買い物に行くにも車で1時間以上かかるような場所にある秘境の温泉宿に滞在しました。不便さはあるけれど、その分だけ手つかずの自然が残っていて、宿のすぐそばを流れる渓流の美しさには毎日癒されました。朝は川のせせらぎと鳥の声で自然に目が覚めて、深呼吸するだけで空気のおいしさを感じるような環境。スマホを見て過ごす時間より、ぼーっと景色を眺めている時間の方が贅沢に感じられました。
アクセスの良さや便利さを求める旅ではなく、「自然の中で過ごす時間そのもの」を楽しみたい人にはぴったりの場所だと思います。温泉に浸かりながら山の空気を感じる時間は、まるで日常を静かにリセットしてくれるようでした。旅好きな人ほど、この土地の魅力にハマる気がします。

【地域や現場の人との関わりで心に残ったこと】
現場のスタッフさんたちは、さすが高級宿で働かれているだけあって、プロ意識の高い方ばかりでした。お客様へのおもてなしはもちろんですが、その優しさや気配りは、おてつたびで来ている私たちスタッフにも自然に向けられていて、細かなところまで本当に丁寧に接して指導くださる方が多かったです。
スタッフの多くは海外から働きに来ている若い方たちで、ミャンマー、フィリピン、ネパールなど、さまざまな国のメンバーがいました。特に楽しかったのは、みんなで自炊をする食堂での時間。故郷の味のおかずを「これ食べてみて!」と気軽におすそ分けしてくれて、スパイス好きの私にとっては、毎日が小さな多国籍料理教室のようでした。

料理だけでなく、それぞれの国の文化やおすすめの観光地の話を聞けたのも、とても貴重な体験でした。ただ働きに行くだけではなく、人との出会いや異文化交流まで楽しめたことが、このおてつたびの大きな魅力だったと思います。

【実際のお手伝い内容】
オーナーからは「2週間という短い期間だからこそ、同じ作業を集中して経験した方がいいと思います」とお話しいただき、主に洗い場や野菜のカットなどの仕込み、朝食の盛り付けといった調理補助を集中して担当させていただきました。

調理スタッフの皆さんは本当に優しい方ばかりで、どんなに忙しい時間帯でも丁寧に教えてくださったのが印象的でした。私は近い将来に小さな居酒屋をやってみたいという夢があるのですが、その話をシェフにすると、料理のレシピや盛り付けなどについても気さくに話してくださり、とても勉強になりました。

実際に盛り付けている料理は、器使いも可愛らしい物が多くて、一品一品がとても魅力的で、「今度はお客さんとしてゆっくり泊まりに来たい」と自然に思えるような素敵なお宿でした。

【次の参加者へのアドバイス】
共通キッチンには調理器具がひと通り揃っていて、自炊には困りませんでした。白米は支給されるので、おかず類だけ準備すれば大丈夫でしたが、塩や油などの調味料は基本的に自分で用意する必要があります。キャンプ用やお弁当に付いているような使い切りタイプの調味料が意外と便利で役立ちました。また、気軽に買い出しへ行ける環境ではないため、到着後数日分くらいの食料を最初に持参しておくと安心だと思います。(週に1度くらい?の頻度で買い出しがある様です)

お部屋には湯沸かしポットなどがなかったので、寒い季節は保温用の水筒やタンブラーを持参すると快適だと思います。作業中の水分補給も各自で用意するスタイルなので、水筒は休日のハイキングにも使えて便利なマストアイテムでした。

あと、温泉に入りたい放題なのですが、一部混浴のお風呂もあるので、体を拭く用とは別に混浴用の無地のバスタオルを持参すると便利だと思います。(私の場合は期間中に1枚だけ御宿の有料レンタルタオルを購入しました。)

基本、私は滞在中に足りない物をAmazonで注文しました。ほとんど翌日に届いたので、個人的にはそこまで不便さは感じませんでした。

【おてつたび先の方への感謝メッセージ】
オーナー様やスタッフの皆様には、常に「体調とか大丈夫?」「困ってる事ない?」と気にかけて頂き、生活面で不安を感じることは一度もありませんでした。GWという特に忙しい時期に、旅館業未経験の私を受け入れてくださったこと、本当に感謝しています。

旅館のお仕事は、ほぼ24時間体制でお客様をおもてなしする、とても大変なお仕事だと思います。そんな中でも皆さんが細やかな気配りを忘れず働かれている姿が本当に印象的でした。

滞在中に、お宿の常連のお客様と一緒にお酒を飲む機会があり「この宿がどれだけ素晴らしいか」というお話をたくさん聞かせていただきました。そのお客様の言葉のひとつひとつから、スタッフの皆様が日々積み重ねている努力を感じて「その一端を少しだけですがお手伝いできたこと」がとても誇らしく思えました。
本当にたくさんのことを学ばせていただき、ありがとうございました。あまりにも忙しい時期だったので、スタッフの皆様とゆっくりお話しできなかったのが少し心残りですが、またぜひ再訪して、また皆様のおもてなしやお話に触れられたら嬉しいです。

おてつたび先情報奥鬼怒温泉郷 八丁の湯奥鬼怒温泉郷 八丁の湯
〒3212717栃木県日光市川俣876
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女夫渕駐車場から八丁の湯までハイキング:片道1時間半ほど。初心者向けのコースになります。鬼怒川源流部の流れを眺めながら、森林浴を満喫できます。 このコースは長い急坂など体力的につらい個所はありませんが、靴はハイキング用または登山靴のようなしっかりした物をご使用ください。また、天候の急変への備えもお忘れなく。途中、新緑、紅葉、氷瀑(凍った滝)、季節折々の景色が楽しめます。 八丁の湯に到着し、少々疲れた身体を湯船に浮かべる時の幸せは言葉では言い表わせません。

八丁の湯から鬼怒沼湿原までハイキング:往復6~7時間ほど。それぐらいだと途中の休憩や鬼怒沼の散策も楽しむことができます。 鬼怒沼湿原は標高2020mに位置し、高原湿原では日本一だと言われています。湿原到着前の原生林は自然に対する畏敬の念すら感じさせられます。 途中、長い急坂もありますし、高低差約600m片道約6キロと少々きびしいですが、その爽快さに満足いただけると思います。

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